群馬県沼田市沼須町を発祥とする伝統的な白ねぎ。明治期から沼須町の農家で受け継がれてきた在来種で、現在は栽培農家が限られる希少な野菜です。
姿形は下仁田ねぎや下植木ねぎに似て、白い部分が短くずんぐりとした太いねぎ。長さ20〜25cm、太さ3〜4cmほどで、加熱すると独特の甘みととろみが立ち上がります。
栽培は秋に植え付け、冬から翌春の厳冬期に収穫。沼田市は標高400m前後の山あいで、冷涼な気候と昼夜の寒暖差がねぎに甘みを蓄えるといわれています。
食べ方の定番は、すき焼き・鍋物・焼きねぎ・ぬた和え。沼田市の郷土料理「沼田すき焼き」には欠かせない存在で、地域の冬の食卓を支える伝統野菜です。沼田市内の道の駅白沢などで冬期に少量販売されます。