群馬県嬬恋村・草津町など高原地域で栽培されてきた、観賞用と食用を兼ねた伝統的ないんげん豆。鮮やかな赤い花を咲かせることから「紅花いんげん」または「花豆(はなまめ)」と呼ばれます。標高1000m以上の冷涼な気候を好むため、群馬県では浅間山麓・草津・四万温泉周辺などの高原で栽培されてきました。
豆は大型で、長さ2〜2.5cm、幅1〜1.5cmと一般的ないんげんよりかなり大きく、皮は紫色と白の斑模様。煮ると皮がふっくらと開き、ホクホクとした粉質の食感になります。
栽培は5月植え付け、9〜10月収穫。標高の高い嬬恋村・草津町などの冷涼な気候が紅花いんげんの生育に適しているとされ、本州の平野部では実がつきにくいため貴重な高原野菜となっています。
食べ方の定番は、煮豆・甘煮・甘納豆。特に「紅花いんげんの甘煮」は群馬の正月料理や祝い事に欠かせない一品です。嬬恋村・草津町の道の駅で秋から冬にかけて販売されています。